①タスマニア原生地域
(複合遺産・1982年、1989年・タスマニア州)
オーストラリアの東南端に位置するオーストラリア最大の島、タスマニア島の約20%を占める規模。ゆりかごのような形をしていることから名付けられたクレイドルマウンテンや、オーストラリア最深の湖であるセントクレア湖などで、散策や釣り・キャンプなどを楽しむことができます。長い間海に隔てられていたため、島に住む生物は独自の進化を遂げてきました。有袋類の動物が多いのもタスマニア島の特徴です。中でもタスマニアンデビルは、この島だけに住む固有種であり、現存する世界最大の肉食性の有袋類です。他にも、世界でたった2種類しかいない単孔類(卵で子供を産み、母乳で育てる哺乳類)に分類されるカモノハシとハリモグラも生息しています。陸上だけではなく、川や海はボタングラスから染み出るタンニンにより赤色に染まり、日中でも海底は暗くなるため、本来は深海にいるような生物が暮らしています。オーストラリア本土とは全く異なった独特の世界が広がります。
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